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本屋の話しでも


桜井駅。猛烈に晴れているのに、ちょうど雲だけ映してまさかの悪天候風に見えています。


8/23(水)
奈良県桜井市にある書店、BOOKLANDさんにお邪魔してきました。
という個人的な話。けれど、当店にもじんわり影響を与えることなので
長谷川書店の魂の元、源泉。みたいな風に読み流してください。

さて、なぜ、奈良県の本屋さんを訪れることになったか?というところ、いろいろあるのですが
最も差し迫った理由は、BOOKLANDさんが10月31日で閉店してしまうことにありました。
以前から気に止めていた書店さんだったので、絶対行って、棚を見て、お店の人に会いたい、
またはそうしなければならない、そんな強い予感、気持ちに駆られていたとき
救いの手を差し伸べてくださったのが
これから紹介するお二人です。

当店と、BOOKLANDさんとつなぐ人たち。
奈良東大寺近くにある(本気で)隠れ家のような雑貨と古本のお店『フルコト』さんの店主のひとりSさんと、
宮脇書店, 西淀川店の敬愛する書店員S氏。このお2人が二つの書店をを県境書店と名づけて、仲人をつとめて下さいました。
そして、ツアー当日、キョロキョロふらふら気ままにあるくだけの私を、連れて行き、連れ帰って下さったのもS氏でした。
(あらためて、謝罪と感謝を。)

もうひとつ、2店をつなぐもの。
それは夏葉社の本があるということです。
そうBOOKLANDは奈良県で唯一の、夏葉社の本が並ぶ本屋さんなのです。
大型書店じゃありません。のどかな町の書店で夏葉社の本を置いているなんて、どんなお店をされているのか
是非伺いたいと思っていたのでした。

近鉄桜井駅を降りてすぐ目の前の大通りをほどなく直進すると
右手に黄色いコンクリート3階建てくらいのスーパーがあります。
「ヤマト-桜井ショッピングセンター」です。その3FにBOOKLANDはあります。
大きさは島本店より少し大きいくらい、
絵本、コミック、文庫、CD、参考書、雑誌、生活実用書とオールジャンルそろっているのは
まちの書店の同じ姿です。

店を囲む外周には旅行書、地域本などと一緒に、いくつかのコーナーが設けられていました。
最初に出くわしたのは、古事記のコーナーですが、いきなり驚きのの充実度でした。
店内には他にもたくさんのコーナーがありましたが、これから行かれる方の楽しみを奪わないように
ここでは伏せておくことにします。
S氏に導かれ、店長のNさんにご挨拶。Nさんの人の良さであふれかえったような笑顔に、一気に緊張がほぐれ、ただただ嬉しくなりました。完全にいい人です。スーパー善人顔です。

それからS氏と一緒に
またはS氏を待たせるほど店中を練り歩き、棚中を嘗め回し、
そこかしこに隠れた個性的な本にわくわくしたり、
児童書コーナーに駆け込んできた子どもたちの会話に和んだり、
気配りや、愛情や、わくわくが詰まった棚を目一杯満喫しました。
最後に許可を得て、写真を撮らせていただいたので、雰囲気だけでもという方は覗いてみてください。

クリックで拡大します。(これから行こうという方はネタバレになるかもですのでご注意を)
BOOKLAND07.jpg BOOKLAND08.jpg BOOKLAND09.jpg
BOOKLAND03.jpg BOOKLAND04.jpg BOOKLAND06.jpg
BOOKLAND05.jpg  BOOKLAND02.jpg ←奈良唯一の夏葉社棚に行こう!
 ↑
ふみふみこさんの新刊。サイン色紙もあって。
コミックにはオマケつき。買えばよかった。



BOOKLAND+.jpg
上段2冊はBOOKLANDさんで購入した本。
レジにもっていくと、購入した詩集の詩人がやっている音楽のCDをプレゼントされる。
これ差し上げますと。いただいた本誌を超えそうなお土産に
こうやって気持ちでされているんだと、本当に嬉しくなりました。

右下は、恵光社という出版社が出している『チズラーズ』という海外文学の翻訳本。丸善ジュンクで。

そして左下は『フルコト』さんが出版している『奈良旅ちょこっとアドバイス コトナラ』。
フルコト店主の中で(店主が複数います)奈良旅手帖を出版されている奈良通のお2人によるコラム本。
文字とイラスト中心の構成がかえって読んでいて楽しくて、間違いなく奈良に行きたくなります。
通販もされているので旅のお供に。私はおふたりにいただいてしまいました。感謝。



全体の雰囲気も、本のチョイスも、ならべ方も
長谷川書店と似ているように感じました。
絵本棚は大きかった時の島本店のそれにそっくりで、大人もこどもも楽しめる本が並んでいます。
BOOKLANDは当店より、もっときさくで入りやすい、居心地のよい、
店長のNさんやスタッフの方々の人柄が現れた自分の家のような、
自分のまちの本屋さんなんだと思いました。
閉店は、ショッピングセンターの閉鎖にともなう止むを得ない事情からで
残念でなりません。
けれど、店長のNさんの底なしの明るさに触れていると、いつかどこかでまた本をさわっている姿を
想像していました。きっとまた楽しい場所にちがいありません。その時は応援したいと思います。

10月31日の閉店まで、本も少なくなってくるかもしれませんが
Nさんが長年込めてきたものを感じに行こうという方は早めに訪れてください。
梅田から電車で1時間くらい。沿線ののんびりとした田園風景を眺めていたらすぐに着きます。


あらためて
お世話になりっぱなしのSさん、S氏。
快く迎えてくださったBOOKLANDのNさんに、心から感謝を。

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Comment

奈良大和郡山の住人です | URL | 2012.08.24 23:43 | Edit
BOOKLANDのN店長が主宰する読書会に参加させてりただく、大和郡山住人のTです。

このたびはおつかれさまです。素敵なブログをありがとうございます。
店長も喜んでおられました(照れながら)。
閉店、私たちも本当に残念です。本当に気持ちのよいお店でした。

といっても、私も電車に乗ってはなかなか足を運べず・・・。大都市以外の書店の運命は、いずれどこも同じです。アマゾンの送料無料に喰われます。

テレやさんですが、なかなか情熱的な店長です。
いろいろ皆さん、よろしくお願いいたします。
長谷川 | URL | 2012.08.26 08:08
コメント恐れ入ります。
私のような一見が、BOOKLANDさんを愛してきた方々を差し置いて
たいそうに書いて申し訳ありません。
ただ、大切なことがいまそこにあるような気がしております。

この本屋という地味でスローな(よくみると刺激的な)場所が
今の世の中、案外いいんじゃないかと思ってやっています。
閉店は本当に残念ですが、またいつかN店長さんの読書会あったらよいですね。
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