
今月号のかがくのともはブスッと穴があいとります。
こういうのに弱い。
とりあえず指いれましょう。
稲垣 足穂の「人間人形時代」、天野祐三らの「のぞく」のひひひ孫(?)穴本です。
穴はないけどさわるめいろもおすすめしたい。

くとうてんさん発行の「ほんまに」を置かせてもらっています。
海文堂書店さん閉店後も地元神戸を中心にこうして手に取る事ができます。
バックナンバーもいくつか仕入れましたがどれも面白いです。
発行続いて欲しいのです。

益田ミリ最新作は「みちこさん英語をやりなおす」(ミシマ社)



福永信「星座と文学」。ぱらっと見ましたが面白かったです。



丸山健二「千日の瑠璃」 あいかわらずものすごい筆力です。いつか挑みたい。

「こんな夜はハグしてほしい」
歌代房江/著 (文芸社)
大阪生まれの著者による入院うれし泣きエッセイ。
こちら闘病エッセイにあらず
ひょんなことから旅先で入院することからはじまるてんやわんやな日々に
心にすとんと響く短歌を織り交ぜた、ここちよいテンポのエッセイになっています。
装画は島本のご友人によるもの。
そういった地元の縁もあり読ませていただいたのですがとてもいい本でした。
動物を飼われている方や、身近に入院経験のある方たくさん共感できると思います。
映画の話、音楽の話、家族愛もたっぷりあります。
タイトルの通りの、帯のとおりの本です。
プロの作家ではなくても声に出したいいい言葉がたくさん。
是非手にとってみてください。

「ラヴ・レター」
小島信夫/著(夏葉社)
昨年末に刊行された老作家、最晩年の短編集。
(わけのわからない感想はこちら↓)
(雑音になるかもしれませんのでそういう方はパスしてください!)