



「ケープドリとモンドリアンドリ」
ワウター・ヴァン・レーク/作 野坂悦子/訳(朔北社)
CGアニメーション作家ワウター・ヴァン・レークの人気アニメ「ケープドリ」と
画家モンドリアンの抽象画の世界を融合させた絵本。
一筋縄ではいかない中身にも注目して欲しい一冊です。



ニットの風合いがあたたかな絵本2点。



「Ebony and Irony 短編文学漫画集」
長崎訓子/著(パイインターナショナル)
川端康成「化粧」、太宰治「満願」、倉橋由美子「天国へ行った男の子」、
夢野久作「きのこ会議」、星新一「冬の蝶」、アンデルセン「パンを踏んだむすめ」、
ブルターニュ幻想民話「マリーのものがたり 五人の死者」、能「道成寺」
長崎訓子が名作小説をコミック化した話題作。



島本にもこんなにいるのです熊楠ファン。というくらいよく売れます。
そして買っていかれる人がまたみな楽しい人たちばかりなのです。

「なんらかの事情」岸本佐知子/著(筑摩書房)
人気翻訳家が自らの頭の中を翻訳する、6年ぶりの第二弾。
<日々>
今週は、、というか2週間以上更新していなかった新刊をちょっと紹介。
半月前の入荷お知らせですが、ご覧下さい。。。今回は絵本が多い目です。
島本店、閉店にむかって
なかなか進まず、気持ちばかり焦ってしまいます。
棚を作り出さないと落ち着かない
落ち着かないから手が進まない。では困るので
暫定的に、棚をつくり始めなければと少しずつ本を置ける場所を増やしています。
最終的には、ぎゅぎゅぎゅーっと隙間あらばと本棚をおく予定ですので
う、、息苦しい・・・
なんてことも十分考えられますが、やりながら工夫していきたいと思います。
閉店に際して
先日から店頭では「島本店 閉店のおしらせしんぶん」を設置しました。
1月中ごろに、イベントともよべないくらいささやかな会ができたらいいなと夢想していますが
しっかりかためる手腕がありません。なんとか形にしたいところです。
街へ出ると
雑貨屋、服屋、家具屋、いろんな場所につくられた本棚を見かけます。
たとえ数冊でも、どんな思いで選んだのかを想像したり、並び方や、
本の立てかけ方まで、どれをみても楽しいものです。
本棚を見ていると、その向こう側に人がいて、その手や、息遣いを感じます。
まちのあちこちで見かけたちいさな本棚にもいっとき少し足を止めて眺めてみるのも楽しいものです。