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しみじみと森雅之

手紙特集で出会った森雅之のプチコーナーを駅前店に作りました。
しんみりと、あたたかい。
あたりまえの中にある特別な時間。
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「KATSURA STYLE」 出版記念カツラで日本縦断TOUR
(奥)島本店サブカルコーナーで販売中の「KATSURA STYLE」(ゼブラ出版)の著者 豆蔵氏が自らの本の出版を記念してどういうわけかカツラで、バイクで日本縦断をはじめました。
mixiで”豆蔵”、”豆の内臓”で検索すると旅の行方を確認できます。
ご興味のある方はこちら→
mixiすでに放送終了しましたが、8月27日(土)にはラジオ関西「ワタナベフラワー練乳ラジオ」に出演した模様。
「KATSURA STYLE」(自費出版)
まる一冊カツラ押しという気概あふれる本書。
巻末には映画「ヅラ刑事」(『いかレスラー』『コアラ課長』と立て続けにサプライズ・ヒットを
飛ばして日本映画界を激震させる)河崎実 監督のスペシャルインタビューまで。
(島本店にて販売中)
本日入荷! 「星を撒いた街」 上林暁/著

お待たせしました。待っていました!
「昔日の客」、「レンブラントの帽子」を出版する夏葉社から新刊が届きました。
上林暁傑作小説集 『星を撒いた街』
上林暁/著 山本善行/撰
夏葉社刊 2200円+税
上林暁という作家、ご存知でしょうか?
太宰治と同じ時期に優れた作品をたくさん残した作家です。
収録作品の撰者は「sumus」代表、京都の古本屋”善行堂”店主の山本善行さん。
手触りのよい布張りに銀色の箔で文字が押印された装丁。
本っていいなと感じていただけると思います。
是非手にとってください。
夏葉社の本は”何度でも読みたいようなよい本作る”ことへのこだわりだけでなく
どんな人にも楽しんでもらうべく送り出されています。
知らない作家に、作品に出会える喜び
当店はそれを信じて皆様にお薦めします。
熱心な文学ファンではなくとも
今夏の1冊に是非。

(駅前店)

(島本店)
↓夏葉社さんからの資料より一部転載します
+ Read More
新刊案内 『星を撒いた街』
「昔日の客」、「レンブラントの帽子」を出版する夏葉社から新刊がでます。
上林暁傑作小説集『星を撒いた街』
上林暁/著 山本善行/撰
夏葉社刊 7月上旬入荷予定
2200円+税
上林暁という作家、ご存知でしょうか?
僕は知りませんでした。
が、今もっとも心待ちにしている本です。
太宰治と同じ時期に優れた作品をたくさん残した作家であること、
収録作品の撰者が京都の古本屋”善行堂”店主の山本善行さんであること、
そして夏葉社さんが出版することくらいしか知りません。
知らない作家に、作品に出会える喜び
当店はそれを信じています。
ご予約承っております。
7月5日ごろまでに入荷予定です。
「ブログで告知があった本の予約」と店員までお申し付け下さいませ。
↓夏葉社さんからの資料より一部転載します
+ Read More
このほしのうえでねむる

作家の永井宏さんが4 月12日にお亡くなりになっていたことを知り
僕が島本店の棚を担当させてもらってからのつきあいになる本書「みんなねている」を棚から手に取りました。
震災の後
笑顔でいることの必要を感じ、ほっとしたり、思わず口元が緩んでしまうような本をいくつか編んで並べていました。
時折クスクスというう声が聞かれたり、カップルで楽しんでいるような光景を見ましたが
はたして意味があったかのかは分かりません。
実際、もっと違った本を提案できたのではないかと、そればかり考えていました。
永井さんの「みんなねている」を1頁づつめくっていると
わたしたちの存在の、すべてがみんなねていました。
静かに、安らかに、そしてやさしくねむっています。
胸の中に、いってき
そしてやさしくしみこんでいく ことば と え
しぜんとなみだがでてきました。
すこじづつ すこしづつ
たのしいことも考えられるようになってきましたが
こころの底は、変わらずかなしいことに浸されています。
傷ついたこころに やさしいきもち あい をいってき
こんな本を並べたらよかったかな。
そんな風に今思いました。
Relishのレシピ本

「日々のお弁当図鑑」


「たのしいエプロン 料理教室Relishの素材別レシピ&定番おかず」
「うれしい食卓 小さな町の料理教室Relishのごはんレシピ」
当店のある島本町とは隣町、京都・大山崎で評判の料理教室Relishのレシピ本。
最新刊は「日々のお弁当図鑑」。
おべんとうを開けるとき、どれから食べようかと迷っている時のわくわく感は幸せそのものですね。
日毎あたたかくなります。おいしいお弁当を持って気分をリフレッシュしませんか。
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生活雑貨店+暮らしの教室 Relish(レリッシュ)
Relishの始まりは小さな子どものいるお母さんのための料理教室でした。
日々のごはんを楽しく作れれば、みんなうれしい。
心豊かな暮らしは日々のささやかな喜びの積み重ねなのかもしれません。
ふだんの暮らしの中で、うれしい気持ちが増えていく……そんな生活雑貨とレッスンの時間をお届けできればと思います。
京都の西の端の小さな町、大山崎町。どこか昭和の面影の残る、JR山崎駅の前にあります。
大きな窓からは天王山の緑が四季折々の姿で目を楽しませてくれます。
一昔前の駅前商店のような、小さな子からお年寄りまで、みんなが笑顔で集えるような場所を目指し、子育て世代の女性3人で奮闘中です。
2003年open 主宰:森かおる(料理家)
(Relishサイトより転載) ▲Relishサイト
「わたしはわたし。そのままを受け止めてくれるか、さもなければ放っといて。」

「わたしはわたし。そのままを受け止めてくれるか、さもなければ放っといて。」
アルファポリス刊
女性有名人の名言、聖書や格言から引用いた言葉と
子どもたちの写真を取り合わせた本書は
こどもたちの何気ない一場面のセレクトがすばらしく
それぞれの言葉のもつ響きを越えて想像を掻き立ててくれます。
プレゼントや自分用にと年末から売れつづけ、おそらく一番手にとっていただいたのではないかと思います。
当ブログでは、売れている本はあまり取り上げていないのですが
今回は多くの女性に共感と刺激を与えた一冊として紹介させていただきました。
補充を繰り返していますので、駅前店、島本店にてご覧いただけます。
11月22日に読みたい本

「存在の耐えられない軽さ」
集英社文庫
ミラン・クンデラ/〔著〕 千野栄一/訳
あんなに愛して一緒になったのに
気がついたらもう辛抱たまらん、というご夫婦にも、
そうでないご夫婦にもおすすめです。
女遊びも度が過ぎるトマーシュと田舎娘テレザ。
運命に導かれるようにして始まった関係が
いつの間にか一方にはひどく重くもう一方にはあまりに軽い。
登場人物たちの人生をなぞりながら
繰り返すことのできないたった一回きりの
人生というものを問う重厚な小説です。
苦しみながらも離れることのなかった二人が
最後に至る境地が胸にしみます。
ときめきが過ぎ去った二人だからこその
絆を見いだせる一冊です。(す)
「昔日の客」「愛についてのデッサン」他

「昔日の客」関口良雄/著 夏葉社さんから追加分入荷しました。
かつて沢木耕太郎や野呂邦暢ら多くの文人たちに愛された古書店がありました。
「昔日の客」は、馬込文学圏にあった古本屋「山王書房」店主 関口良雄が残した名随筆の復刻版です。
古本屋の主人の目から回想される風景、訪れる客とのエピソード、本への愛情が綴られています。
多くの方に手に取っていただき、そして読んでよかったと思える一冊になって欲しいです。
・・・夏葉社という出版社の一冊・・・
出版不況が嘆かれる中、手元に残したい、いつか振り返って読もうと思えるような本を復刊する。
勇気と愛をもってなされるこの困難な仕事に取り組む夏葉社(なつはしゃ)という出版社、あるいは代表人である島田潤一郎氏が今注目されています。
出版第一弾として復刊された短編小説、「レンブラントの帽子」バーナード・マラマッド著。
そして今回紹介した「昔日の客」関口良雄/著は、
ともに、新刊書籍としてはすでに入手できなくなっていた名著です。
それゆえに、古書好きな方にとっては永らく探していた心のピースが埋まる幸せなできごとだったと思います。
では、夏葉社はそういった古書を愛する人だけのためにこれらを復刊をしたのかというと、そうではありません。誰にでも手にとれる新刊書というかたちで、多くの方に読んでもらいたいと思える、幾度と読み返したくなるような本を一冊づつ世に送り出すのが夏葉社であり、ゆえに多くの読者や本に携わる者、本を愛する人々から支持されているのだとわたしは感じ取っています。
「レンブラントの帽子」には、3つの短編が収められています。表向きの派手さのない話が3つ。しかし丁寧に編まれた言葉が物語る人々の心の機微の繊細さと奥床しさがもたらす、まるで私事のようなリアリティは、読後、静かで深い感情を残す強さを持っています。まさに繰り返し読もうと思える一冊です。
恥ずかしながら、紹介しているわたしは、海外文学を多く知るわけでもなく、そもそも、本を読み出して間がない、遅出の新入り読者です。しかし、そんなわたしだからこそ分かる、いやわたし”でも”わかる「レンブラントの帽子」の純粋な煌き、シンプルで力強い楽しさがあり、そして読みやすさもやはり嬉しいところです。
まさに、本当によかったものを伝えたいという思いで(それぞれに趣向がある前提です)運営しているこのブログに、登場すべき一冊です。
つづく、「昔日の客」はまだ、はらりと数ページでとめています。が、すでに胸の奥でしっかりと繋がっており、時間をかけ大切に、少しづつ読もうと心に決めています。
古書、古書店。わたしの人生で接点のなかったことば、所です。
しかし、何かを愛し、たくさんの気持ちやできごとが行き交えば、それは誰にとってもある日常のささやかで大切な物語でしょう。
そんなことを考えながら、「昔日の客」をみなさんにお薦めしています。
借り物ではありますが、多くの読者の感想がツイッターなどでご覧いただけます。
興味をもたれた方は参考までに夏葉社さんのところなどをご覧ください。
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「愛についてのデッサン」野呂邦暢/著 入荷。
野呂邦暢は「昔日の客」の舞台となる古本屋『山王書房』を愛した作家のひとりです。
「昔日の客」とともに並べておりますので、興味をもたれた方は、手に取ってみてください。
(ともに島本店のみの扱いです)
<余談>
写真にある飾りつけは、スタッフ(す)さんに、
「最近、石の存在に興味があるので、あちこちで拾ってきてください」
といったところ
ビニール袋にいれてわさっと手渡された
・ワイルドな枯れ木
・ワイルドな岩
・裏庭で出土していた結晶
です。
想像していたまるこい石ではありませんでしたが、早速使いました。
いつも想像を越えたご回答ありがとうございます。
オトーさん!お母さん!


「お母さんという女」 ・ 「オトーさんという男」
益田ミリ/著 光文社刊
「家族の本」の特集も、もうすぐ終わります。
間際ですが、そこからこの2冊の漫画エッセイを。
愛らしいんだ。
オトーさんのだらしなさや、それを通り越した潔さ
お母さんの大らかさや、それをを通り越した大雑把さ
”イイカゲン”とはよく言ったもので、本書に登場するオトーさんやお母さんの”イイカゲン”さが、なんだか嬉しくて、ホッとして、ほんとにいい加減です。
それにしても益田さん。
本書でも、日常にこびり付いた面白エッセンスを見事に抽出してまして、
声にだして笑ってしまいます。
最後には泣かせられるんだけども。
もちろん、ネタがオトーさんとお母さんだからこそでしょうが
読んでいると、父母への愛情だかなんだかであたたかな気持ちが湧いてくるのは確かです。
お家に一冊あって、家族みんなでまわし読んだら、きっと楽しいです。
だれかに贈るのもいいでしょう。
元気でいてください。
オトーさん。お母さん。
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